あわびが育つまで
清潔で安全な環境で、栄養満点な飼料を食べて育つ三陸翡翠あわび。交配から、みなさまのお手元に届くまでの流れをご紹介します。
1. 交配準備
育ちのよい個体を親貝として選定し、専用水槽に移して交配の準備をします。
2. 交配・孵化
雄雌別々の水槽で放精・産卵を行い、海水ごと混ぜ合わせて交配を行います。
半日ほどで孵化し、幼生は数日間水中を泳ぎ回って過ごします。
3. 幼貝期
数日経つと住処を探し始めるため、珪藻付きの波板を水槽に入れます。何度かくっついたり離れたりを繰り返した後、気に入った場所に付着します。
4. 稚貝 → 成貝期
3mmほどに成長した段階で、62mの養殖水槽へ移します。すべてのあわびが飼料を十分に食べられるよう、定期的に生育具合を確認しサイズ別に水槽を分け、出荷可能なサイズ(約7cm)になるまで育てていきます。
見学ツアー受付中!
生育現場の見学だけでなく、あわびの殻を使ってハーバリウムをつくったり、お好みのあわびをその場で酒蒸しにして食べたり、子どもも大人も楽しめる内容です。個人の方はECサイトから、団体の方はお電話またはメールにてお問い合わせ・ご予約ください。
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